GoogleChromeのバージョン68から、全てのHTTP(非SSL)のページに「保護されていない通信」という警告の表示が出るようになりました。全てのページをSSL化つまり常時SSLを行うことで回避できるようになります。GoogleChromeのバージョン69には「保護された通信」から下記の表示に変わっています。

 

そもそも常時SSL化とは何か?(Always On SSL)

全てのWebサイト内のページをSSL化することです。以前は、ログインページや入力フォームなど特定のページだけに設置していました。常時SSL化はセキュリティ強化のみならず、ユーザー(Webサイト訪問者)とWebサイト運営者双方にメリットがあるといいます。

まず、ユーザーにはWebサイトをみてもらうために安全且つセキュアにWebサイトを閲覧し、重要なデータの送受信を行うようにするためにHTTPS(常時SSL)化は必須になる。

SSLは、インターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組み(プロトコル)のことです。SSLされたWebサイトは、URLの頭に南京錠のマークが付き、https表示になり、通信の暗号化が保証されます。
常時SSL化は、Webサイト訪問者に安心してWebサイトを見てもらうために重要なことであり、昨今のWebサイト運営にはとても重要となってきます。

GoogleやYahooと言った大手ポータルサイトが常時SSL化対応になっていることからも、今後常時SSL化がトレンドとなることでしょう。

 

常時SSL化対応した場合、忘れてならないのが、URLをhttps付きに変更する必要があることです。HTMLファイル内の内部リンクやサイトマップに記載している URLを全てhttpsに書き換えないとブラウザによってはWebサイトが表示されなくなったり、警告が表示されます。
当社、Webサイトも常時SSL化対応にする切り替え時、imgタグやCSS読み込むリンク先などでhttpから始まる絶対パスとhttpsとが混在して警告が表示される事象が確認されました。