企業では、開業と同時に会計ソフトを導入します。開業当初は、紹介された会計ソフトや推奨される会計ソフトを選定し導入していることがほとんどだったのではないでしょうか。会計ソフトも経年とともに自社の業務とのギャップや問題が出てきて、入れ替え(リプレース)を検討した方が良い状況になります。

ソフトウェアやハードウェアは、必ず入れ替え(リプレース)の時期が訪れます。
入れ替え(リプレース)のタイミングはどうのような時期に行えば良いのか?

OSやソフトのサポート終了時期

会計ソフトをオンプレで運用している場合、自社のサーバー機のOSサポート終了前には、会計ソフトのサポートも終了します。サポート終了前に余裕を持ってスケジュールを立てなければなりません。また、各種法制度の変更のタイミングにも入れ替え(リプレース)の時期になります。近々では、消費税率10%、軽減税率や経過措置などに対応する必要があるため、使用中の会計ソフトが対応外の場合は、入れ替え(リプレース)の時期となります。

会社規模や業務内容の変更

事業の拡大やM&Aと言った異業種への進出により業態が変化する時に最適化された会計ソフトでは既存会計ソフトでは使いづらくなり、入れ替え(リプレース)を検討する時期となります。

他ツールとの連携

会計システムは、請求書の発行、支払い管理、売上管理など様々な業務との関わりがあり、企業によっては、それぞれの業務に合わせたシステムをバラバラで導入していケースも多く見られます。顧客の増加、事業の多角化等に伴い、余計な入力作業が増えたり、人的ミスが起きたりと、本来システム化により業務が効率化されるはずが複雑になってしますことあります。その様な場合、関連システムとの連携できる会計システムに入れ替え(リプレース)したり、ERPに移行したりする企業が多くなっています。

 

会計ソフトのリプレースは、企業にとっても大きな負担となりますが、IT導入補助金など各種補助金をうまく活用し、負担を軽くすることが可能です。